「子どもと電車が対決した日」
10月7日、泉北高速鉄道の光明池車庫が開放され、「トレインフェスタ2017」が開催されました。毎年恒例のトレインフェスタ、この日を楽しみにしている人も多く、10時開始を7時から並んで今か今かと待っている方もおられました。
この日、光明池車庫内では、グッズ販売や記念品が貰えるスタンプラリー、ステージイベントに体験コーナーなどイベントが盛りだくさん。そのなかでも、いちばんの魅力は「泉北高速鉄道との距離の近さ」だったと思います。車庫に停車した電車、棚に置かれた予備のパンタグラフ、整備道具や機械の数々……
普段は身近に見れないものが至るところにあり、「パンタグラフ近っ!!」とびっくりしながらカメラを構える人など、鉄道に詳しくない僕も撮り鉄になっちゃうほど、随所でセルフ撮影大会が行われていました。
また、イベントひとつひとつも見どころが多く、ステージでは鉄道好きのタレント「斉藤雪乃さん」が登場。マニア必見の鉄道中古品オークションでは、思わぬ高値!?洗車車両を乗車しながらの体験!など、数々のイベントにおとな達も童心に帰っていました。そんななか、やはり印象的だったのが子どもたちの目を輝かせている姿。
「子どもvs電車」の綱引き対決では、子どもたちが奮闘!そして、見事勝利。この日初展示となった泉北12000系こと「泉北ライナー」では、座り心地がよかったのか全席を座って確認するお子さん!それに「その仕事は君の役目じゃないよ」とやさしく的確なツッコミをいれるお父さん。また、受付や案内していたのが泉北高速鉄道の方々ということもあり、鉄道好きの小学生が制服を着た職員に質問し、それに丁寧に答えている職員さんの姿も見受けられました。
大人にとっても、子どもにとっても、貴重な体験ができ、日頃から身近な移動手段ではあるものの「より近くに電車を感じることができた日」になった模様です。
※このレポートは市民ライターの取材により構成しています。
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