「泉北ニュータウン 健康 医療まちづくりシンポジウム」が12月7日パンジョホールにて開催されました。
◎超高齢者射会への挑戦、包括ケアのこれから東京大学高齢社会総合研究機構
特任教授 辻哲夫先生
人生100年時代に必要な事は老化を遅らせる事、老化しても安心して住み続けられる街の医療システム作り、開かれた自治を作りお互いに心配しあい、見守り合う人の繋がりを作る事が必要だと人の老化曲線のグラフや千葉県柏市の事例などの説明をしながら語られました。
◎このまちにすむと自然と健幸になるまちづくりの方向性とは/健康都市=ウォーカブルシティ
筑波大学の大学院 人間総合科学研究科 教授
久野 譜也先生
便利さを求めて発展してきた結果、生活習慣病や運動不足になる人が増え、介護の長期化や保険医療の維持が危ぶまれています。破綻させない為にも生活習慣病を改善をする必要性がある。運動不足を改善すれば生活習慣病患者が減少する調査結果がでています。予防医療の大切さを岩手県西和賀町の乳児死亡率0の事例を挙げて説明され、運動不足改善に関心を持たない人には、意識せずに改善できる街の構造づくりによって改善しているドイツやフランスなど海外の事例を挙げて語って頂きました。
先生方のお話しは今後の泉北ニュータウンのあり方に大変参考になる内容でした。参加された方はこのお話しを元に1つ新たな行動を起こすきっかけにして頂けたらなと思います。また、今回は参加しなかった方にも、お二方の先生の研究内容に興味を持って頂けたらなと思いました。
※このレポートは市民ライターの取材により構成しています。
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