１部は昆布とかつおの出汁講座で、２部は料理実習の２部構成で行われました。

昆布とかつおで取られた出汁の飲み比べの後は、大阪ガスさんによるクイズ形式で行われた出汁のお勉強。どちらも参加型の楽しい講座となり、参加されていた小学6年生の女の子は「学校の調理実習と違って食材の勉強ができて良かった」ととても満足そうでした。

その後2部の料理実習のメニューは、古代米ごはん・和風ミートローフ・だしスープ・ゆず大根・泉北レモンシフォンケーキ（試食）。

山口さんは、それぞれの食材の産地や栄養素などをお話しながら手際よく、調理の手順を説明していきます。卵からお米に至るまで、食材のほとんどが堺市南区でとれた物ばかりで、山口さんの地産地消に対する思いと、泉北の食の豊かさを感じました。

少し危なっかしい手つきで包丁を握っていた子どもたちも、保護者の方々やスタッフのもと、真剣に怪我なく調理を終えた途端、「ごはんまだ～？」の顔に。手を洗って「いただきます！」の時は大人も子どもも同じ顔。やはりごはんの力に勝るものはありません。

子どもさんと一緒に参加されていたお父さんは「子どもが楽しそうにしていたのが良かった。ぜひ自宅でも出汁を使った料理に挑戦してみたい」とお話してくださいました。

最後に山口さんにお話をうかがいました。「今日は定員の倍を超える人数の方がキャンセル待ちというぐらい人気の講座になりとても嬉しかったです。大阪ガスさんとまた一緒に、泉北の食材を紹介しながら季節ごとに講座をやってみたい。また、人参の葉っぱや完熟トマトのように、普段お店に並ばないような食材や、野菜の切れ端のような捨ててしまわれるような部分を活かしたレシピの提案もしていきたい。」

「食」の生産場所である「農」に近い泉北の立地を活かした山口さんの新しい企画がますます楽しみですね！

いただきますプランニング
https://www.itadakiplan.com/

大阪ガスショールームディリパ泉北
http://home.osakagas.co.jp/showro…/dilipa_senboku/index.html

※このレポートは市民ライターの取材により構成しています。
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