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【12/16】泉北ニュータウンまちびらき50周年イベント『51年目の扉をひらく』@栂文化会館 

 4月30日のオープニングイベントを皮切りに「出会う つながる 歩みだす」をテーマに走り続けてきたプログラムやプロジェクトを支えた多くの面々と、これからの50年を創る新しい世代とが一堂に会しました!

第1部では51年目へと未来をつなぐために公募された市民委員11名による、活動報告とプロジェクトが生み出した影響、そして今後の展望の発表がありました。(「緑道カフェプロジェクト」の岩藤さんは欠席の為、スライド映像でのご報告)
まちの新たな魅力をつくる担い手として選ばれた委員の方々は、市民・企業・大学・行政とパートナーシップを結び、今まで埋れていた泉北の魅力をプロジェクトという「形」にし、私たち市民にまちの暮らしを楽しむきっかけをたくさん作ってくださいました。「南区14万人が力を合わせると、一体何ができるのでしょうか!」という泉北吉本新喜劇の野口委員の言葉のとおり、市民の数だけ楽しみ方があり、またその力が集結し新たな試みが生まれる期待感を、皆さん同じように感じられたのではないでしょうか。

第2部「未来の主役はこどもたち」では、幼稚園児による鼓隊演奏や合唱、ダンス、小学生によるソーラン節、高校生によるバンド演奏やバトン演技が披露されました。エネルギーに溢れる子供たちの姿に、感涙する人もちらほら。泉北花園こども園の合唱『ふるさと』には、「ひたむきに時を重ね 想いをつむぐ人たち」「なにげない日々の中に 明日の種を探せば はじまりの鐘が響く いま 君のために」という歌詞があり、まさに培ってきた50年の歴史を讃え、51年目へと向かうまちへのエールのように聞こえ、小さい子供たちから感動と勇気を頂きました。

第3部は「夢と希望のメッセージ」と題し、泉北出身で各界でご活躍の著名な方々によるビデオレターの上映がありました。子供の頃に遊んだ公園や神社での思い出や、駅前の商業施設を利用した思い出などを語られましたが、皆さん一様に泉北の自然豊かな環境を誇りに思っておられました。

高倉台出身の脚本家、今井雅子さんは「昔はまだ空き地も田んぼもたくさんあり、オタマジャクシを取ったり、つくる遊びをよくしていました。ゼロからものを作る遊びは、脚本の仕事にもつながっていると思います。皆さんにはたくさん遊んでたくさん工夫できる人になってほしい。誰も考えつかないことを考えられる人に仕事はやってきます。そして変わるもの残していくものがありますが、“よく遊ぶ子供を見守るまち”であり続けてほしい」と熱いメッセージをくださいました。泉北の自然やコミュニティは、世界で活躍するために必要な力を育てる土壌が確かにあることを、私たちに再確認させてくれる皆さんのメッセージでした!

最後に竹山修身市長と石井実行委員長にお話を伺いました。
竹山市長は「泉北は“住みよいまち”と言われてきたが、”遊んでよし”、“学んでよし”、“働けてよし”の“四方よし”をどんどん実現させてきています。51年目からはさらに新たな泉北の楽しみ方を発信してきたい!」
石井実行委員長は「今日ご参加頂いたどの世代も本当に元気で力強くて、勇気をもらいました!そして、未来を託せる子供たちがたくさんいるんだと心強く思いました。今まで南区を支えて下さった方々も喜んで住み続けてもらえるようなまちにするため、これからが本当のスタート。みんなで力を合わせ新しい暮らしを実践できるまちづくりを目指します!」

“次の100年までは、私たちに託して下さい!”
子供たちがくれた力強い言葉は、51年目の扉をひらく選手宣誓!

さぁ、明るいまちの第一歩がまたスタートしましたよ!!

※このレポートは市民ライターの取材により構成しています。
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