かえる祭りは変える(チェンジ 等)の意味を込めて、2010年に創設された よさこい鳴子踊りのイベントです。6月25日、8回目となる今回は60あまりのチームが参加し、盛大に行われました。会場は南海泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅 駅前広場、国際交流会場ビッグ・アイの多目的ホール、交流広場の三ヶ所。年齢も人数も違う様々なチームが個々に決めたテーマをモチーフに、振り付けし華やかな衣装で踊っていました。メインの踊りを声量ある生歌や感情を込めたナレーション、大きくなびく旗など様々な手法を使って盛り上げていました。
中でも総勢170名を超える大人数で迫力のある演技を見せてくれたのは、同志社大学京都よさこい連心粋チーム。古代日本の神々をモチーフにダイナミックで息の合った踊りを舞台溢れんばかりに見せてくれました。幹部の3回生によると、多人数である分、指示を徹底させるのに苦戦したものの、学年関係なく仲の良いチーム力で、纏まりある演技に仕上げる事が出来たとの事でした。
最後は泉ヶ丘広場で全演技チーム揃っての総踊り。観客も自然とリズムをとってしまうぐらいの一体感でイベントは終了しました。かえる祭りを通じて、よさこい踊りの魅力は、今年は通りすがりの観客でも、来年は舞台に立ってみたいと思わせるパワーのあるイベントでした。
※このレポートは市民ライターの取材により構成しています